ずーちゃのたまご
タマゴ、なぜ割れる?に追記あり2007.6.1
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初めてのたまご・経緯
その約1年前、ずーちゃは体調を崩していました。これはまた「ずーちゃのストレス?」に書くとして、この頃からずーちゃは夜止まり木ではなく床で寝る習慣がついてしまいました。止まり木で遮ったり大きなおもちゃを置いてみたり、対策を講じたのですが、ずーちゃは上手くよけて常に寝る場所を確保。だんだん人間も諦めモードに・・・。

兆し
2002年、その頃ワタシとずーちゃの関係は最悪でした。ずーちゃは自分のパートナーに私の家族を選び、私の事を「自分とパートナーの間に割って入る嫌なヤツ」と認識したようです。本気噛みはもちろんのこと攻撃するために私を部屋中追い掛け回す事もありました(ただ目が合っただけなのに)。皮手袋を使う事は二度と素手で触れなくなるような気がして悩みましたが、これを使う事がきっかけになってずーちゃは少しおとなしくなりました(現在はまた素手に戻れました)。
しかし、手袋をしていても嫌いなヤツは嫌い。必要以上は近づいてこないずーちゃが、9月、突然すり寄ってきて「触ってもいいよ」という仕草を見せました。実際は手袋をしたまま指に乗せただけだったのですが、この気持ちの変化の原因がその時さっぱりわからず、困惑してしまったのでした。

発情
その頃から微妙にずーちゃの生活が変化しました。夜だけではなく昼間も床にいることが多くなり、目が合うと低い姿勢を取ったままケージの奥まで後ずさったり、フットトイに異常な執着を見せたり、食欲が急に増したり。体重も徐々に増えています。これはもうどう見ても原因はタマゴ。問題はいつ産まれるか、です。発情らしき兆候が見えてからすでに2週間経ちましたが初めてということもあり、人間はおろおろ。ずーちゃは大きなお腹の割には軽快です。私はずーちゃのお腹に触る事が出来ないので病院で診てもらうことにしました。

9月17日
病院で触診され「ありますね。もう産まれますよ。明日の昼までに産まれなかったら連れてきてください」と言われました。そうか、もう産まれるんだ!じゃあ妊婦さんらしく大事にしとかなくちゃ。
なのに、ずーちゃは帰宅してから夜までずっと落ち着きがなく、止まり木の上→餌をパクパク→床に座って呼吸ゼイゼイを5〜10分置きに繰り返していました。しかも夕方からはますます活発になって落ち着きがなくなり本当にこんな状態で産まれるのか?とハラハラしていました。とにかく自力で産んでもらいたい。ケージ内温度を30度+αにセットしてそっとしておくことにしました。
深夜、ケージ内でゴトゴト音がしているのに気が付いてそっと覗くと、ありました!ずーちゃの真横にゴロンとでっかいタマゴが。ずーちゃは疲れたのか床にぺったりと伸びちゃっていました。失礼して記念写真。ずーちゃは私と目が合うと、そろっとタマゴを嘴で引き寄せ、大事そうにお腹の下にしまいました。

翌日から
ずーちゃはけっこうマジメに抱いています。いつもの時間になればケージの外に出てきますが、15分ほどでタマゴが気になるのか戻りたがりました。3日目にタマゴが割れてしまいました。中身はきれいなまま底に落ちており、殻はずーちゃが齧ってしまって粉々でした。この頃はまだ偽卵を用意していなかったためそのまま様子をみることにしましたが、翌日はすっかりタマゴモードから脱しました。今回は1つだけのタマゴでした。
←暗くてスミマセン。記念写真です。
←得意げに抱いていますが、なんかヘン?
←タマゴの大きさはこんな感じ。重さは10gです。
2回目以降・初心者とベテランの違い?
その後ずーちゃは数度の産卵を経験しました。2004年4月現在で通算6度の抱卵です。経験を積むたびに少しずつ産卵に慣れていっているような気がします。4度目くらいまではいかにもタマゴでーす、という様子(行動、食欲など)を長い期間取っていたのが、6度目ともなると行動の変化は極短期間で体重でやっと人間が気付くほどです。これは人間の方にも慣れが出てきたためかも知れません。
タマゴの抱き方ですが、上の画像の通り初めての抱卵の時ずーちゃは胸に抱いていました(足よりも前)。タマゴはほぼ丸見え。実は私には巣引き経験がないためこれが普通なのかと思い込んでいました。しかし、2度目からずーちゃはお腹に抱くようになりました。ちゃんと足の間にタマゴを挟んでいて2つ抱いているのにほとんど外からは見えません。タマゴはどうも縦にふたつ並べているようです。
←ほら!これがずーちゃ的正しい抱き方
タマゴ、なぜ割れる?
とっても大切なタマゴ。意外に頑丈です。ずーちゃが大好きな人間が覗いた時、ずーちゃは我を忘れて入り口にすっ飛んできます。その時タマゴが蹴散らされる時もしばしば(おい)。そんな時にもたまごは割れる事はありませんでした。
それなのに、いつもある日突然、しかも朝起こした時にワタシが目にするのは割れて床に落とされたタマゴ。中身はきれいな目玉焼き形のまま残っていて、殻はくちゃくちゃに潰されてやはり床に落ちています。中身の形から見てタマゴを食べている様子はありません。殻は割れた後、ずーちゃがおもちゃにしてしまったようです。タマゴはだいたい抱卵開始から3日目位で割れてしまいます。(
※1)
一度も現場を目撃していないので想像でしかないのですが、ずーちゃはタマゴを抱く時にものすごく力が入っています。体全体がプルプル震え上から思いきりのしかかっているような感じに見えます。じかに床に座っているのもまずいのかも知れません。上からグイグイ押し付け下は固い床。割れてもしかたないのかなー・・・
     ※1
     2004年4月の産卵時は2個のタマゴのうち1個が最後まで残りました。
追記(2007.6.1)
わが家の場合巣は入れないので床に直接産み落とすわけですが、産卵時タマゴはかなりの勢いで産み出されるためヒビが入ってしまうことも多く、そうしたタマゴは自分で判断して処分してしまうようです。
にせもののタマゴを作ろう
2個しか産まないとは言えずーちゃもきちんと数は数えられます(たぶん)。割れたタマゴは補わないとなりません。
とあるところで偽卵を購入したのですが、きちんとサイズを指定したにも関わらず送られてきたのはコザクラサイズのタマゴが4つ(この時ローリーサイズで2個、コザクラサイズで2個を注文していた)。形もなんだかヘン。丸い偽卵が欲しいのに妙に細長いのです。「違うでしょーーー!」と抗議したら「今タマゴを作れる人がいなくて、なんちゃらかんちゃら・・・」。『セラミック製偽卵各サイズあります』がウリのサイトなのにがっくり。あっさり連絡も取れなくなっちゃって参りました(後日全額返金してもらいました)。
これは自分でなんとかしないと。タマゴに小さい穴を空けて中身を出し、石膏を流し込む方法があるそうなんですが不器用なワタシにそんなこと出来るわけありません。その前にずーちゃがタマゴを割ってしまうだろうし。
DIY店で偶然見つけたのがお湯で柔らかくして簡単に整形出来るプラスチック。これはスグレモノです。柔らかくなったところでコロコロ丸めるとあっという間に好きなだけ偽卵が作れます。多少いびつでもずーちゃにはバレません。
しかもこれは質量も本物のタマゴと同じに作れます。
←これが便利なプラスチック。隣はブルーレースで作られたタマゴで重量不足だった時に埋め込もうと思って準備。石の意味に「安定と平和」があってずーちゃにぴったりだと思ったので(笑)
以下続く・・・








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